ヤマトヌマエビが大量死!原因と対策を探る!

その他アクアリウム
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こんにちは、のの(@nonotki)です。

コリドラス水槽と題して、低床を田砂にしている30cmキューブ水槽でまさかのヤマトヌマエビの大量死が起こりました…。

今回は、なぜ大量死が起こってしまったのか【原因】と今後どうすればいいのか【対策】を探っていこうと思います。

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30cmキューブ水槽の様子

エビが大量死する前日、水換えを実施しました。

その直後見てみると、水面近くの流木にたくさんのヤマトヌマエビが集まっていました。

そのときの画像はないのですが、この下の画像でいう左上部分の流木に4〜5匹のエビが集まっている状態でした。

そして翌日、6匹のヤマトヌマエビが死んでいるのが見つかりました。

この水槽はコリドラス水槽として低床を田砂にしており、コリドラスを4匹飼育しています。

生体は他にも、最近生まれたグッピー稚魚(15匹程度)とグッピー親個体2匹、10cmほどに成長したサイアミーズフライングフォックス2匹、そして今回⭐︎になってしまったヤマトヌマエビ6匹と生存しているヤマトヌマエビ3匹がその水槽にいました。

(現在は生存しているヤマトヌマエビ3匹を別の水槽に移動させました)

水槽の環境としては、低床が田砂、水草が陰性水草であるタイワンガガブタとスクリューバリスネリア、龍王石に巻き付けたアヌビアスナナミニ。

フィルターはエーハイム2211(外部フィルター)の排水口にナチュラルフローパイプを設置して水流を弱めています。

二酸化炭素の添加はなしで、ライトは60cm水槽用のライト1灯をもう一つの30キューブ水槽とシェアして使用しています。

水換えは週に1回程度で、一度に1/2~1/3程度をカルキ抜きを入れた水と交換しています。

30cmキューブ水槽の環境を整理!

つらつらと書きましたが、環境を整理すると…

  • 水槽:30cmキューブ水槽(水量は27L程度)
  • 低床:田砂
  • 水草:3種類
  • 二酸化炭素添加:なし
  • ライト:60cmライト1灯
  • フィルター:エーハイム2211に水流を弱めるためナチュラルフローパイプを設置
  • 生体:ヤマトヌマエビ9匹他、1cm1匹換算すると46匹
  • 水換え:週に1度、一度に1/2~1/3程度をカルキ抜きを入れた水と交換

そして、大量死直前に水換えをしており、水面辺りにエビが集まってきていた…となると、アクアリウムをされている方ならもうお気づきではないでしょうか?( ;∀;)

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ヤマトヌマエビ大量死の原因を考察

環境を整理したあたりで、大量死の原因はなんとなくお察しだと思いますが、いま一度エビが死んでしまう理由から整理していきます!

飼育中のエビが死んでしまう理由は大きく4つ

ヤマトヌマエビに限らず、エビが死んでしまう理由には、水質や水温の急激な変化、水質の悪化、高水温による酸素濃度の低下、カルキや薬物による薬害、アンモニア中毒などが挙げられます。

まず、水質や水温の急激な変化とは、エビを水槽に投入する時に起きやすいpHショックや大量の水替えによって起こる水質の大きな環境変化、水温変化のことです。

特に今回関係のありそうな、水換えによる水温変化はpHショックほどではありませんが、やはりエビに負担をかける環境変化になります…。

次に、水質の悪化とは餌の与えすぎによる食べ残しが腐敗してしまったり、生体過剰飼育による排泄物の沈殿、水換え不足による悪化のことです。アンモニア中毒も水換え不足によって起こります。

そして、高水温による酸素濃度の低下とは、夏に起こりやすいですが、人間の体感温度で調整した水温が現状の水槽の水温よりも高かった時にも起こります。

過密水槽などでは水温の低い冬の時期は問題なく飼育できていたのに暖かくなって水温が高くなると酸欠を起こし、一斉に死んでしまうこともあり得ます。

最後はカルキ抜き不足による薬害です。水道水に含まれる消毒用の塩素が急性塩素中毒症を引き起こしてしまうのです。

今回のヤマトヌマエビ大量死の原因

今回関係ありそうなのは、生体数はそれほど多くなくても1cm当たりに換算した飼育数が水量に対して極端に多く、排泄物の沈殿などによって水質が悪化しており週に1度の水換えではまかないきれなかったことが考えられます。

また、過密水槽のため新しい水の温度が飼育中の生体にとって、高水温だったため酸欠状態を引き起こしてしまったのでしょう。

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30cmキューブ水槽に施した対策

まず、サイアミーズフライングフォックス2匹は、その2匹だけで水槽許容飼育数に達してしまうので、1匹を別水槽に移しました。

これで、1cm当たりに換算した際の匹数は36匹です。

今はまだグッピーも稚魚サイズなので良いですが、成長してきたら少し考えないといけない匹数ではあります…。

水換え頻度を少しあげて様子を見てみようと思います。

また、水換えする際の水はできる限り組み置いておいた、飼育水の温度と近い水温のものを使用するようにします。

今回のことはショックですが、他の生体に被害が広まる前に対策ができました。

皆さんも過密水槽と水換え時の水質、水温には気をつけて楽しいアクアライフをお過ごしください♡

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最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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