こんにちは、のの(@nonotki)です。
最近、知人からいただいた幹之メダカの卵から孵化した稚魚が可愛すぎて困っています。笑

自分たちでも親メダカから卵を採取して、殖やしてみたい…!
そう思い、ベランダで浮き草ストックのぼうふら対策に入れていた餌用メダカを部屋の中の水槽に入れて産卵のための準備を始めました。
完成系の形がこちらの写真です。

メダカの産卵床を自作したいと考えておられる方の参考になれば幸いです。
準備編
自作するにあたって準備するのは次の6点です。
- 上部フィルター用ろ材ハードマット
- 梱包用資材(いわゆるプチプチ)
- 結束バンド
- ペットボトルのキャップ
- はさみ
- テープ(今回はセロハンテープを使いました)

ハードマットはアクア用品を取り扱っている店舗やネットショップで購入できます。
500円前後なので高い買い物ではないですね!
ちなみに、今回の自作では、このハードマット3枚入で9つの産卵床を作成することができます。
プチプチやペットボトルのキャップは家にある分でいいので、かなりお手頃な価格で自作することができますね。
結束バンドも100円均一のもので大丈夫です。
制作編
手順① ハードマットを適当な大きさに切ります
このハードマットは36cmです。
今回水槽のサイズ(グラステリア300)も考え、3分の1の長さの12cmで切ることにしました。

手順② ハードマットを一度丸めます
ハードマットというだけあって結構硬いので、一度ペットボトルのキャップにセットしやすいように丸めておきます。

手順③ 縦に切り込みを入れます
メダカが卵を産みやすい産卵床にするため、ハードマットに切り込みを入れます。
幅1.5cmくらいの間隔で切り込みを入れていけばOKです。
(もう少し細かく切り込みを入れても、もちろん大丈夫です。)

この後、もう少し切り込みの長さを長くすることになってので、ペットボトルのキャップの縦の長さを考えながら長めに切り込みを入れればよかったと思いました。笑
手順④ 結束バンドを用意します
10cmの結束バンドでは少し長さが足りないので、2本の結束バンドを結合させて輪を作っておきます。

手順⑤ プチプチをペットボトルのキャップの内側に貼り付けます
産卵床の浮きの部分を作ります。
ペットボトルのキャップにセロハンテープを粘着面が表に来るように丸めて貼り付け、そこに適当な大きさに切ったプチプチを貼り付けます。

このキャップ部分が浮けばいいので、プチプチの量はそこまで多くなくて大丈夫です!
手順⑥ ハードマットを結束バンドでペットボトルのキャップに結びつけます
いよいよ産卵床の形にしていきます。
縦に切り込みをいれたハードマットの切り込みの入っていない方をペットボトルのキャップに結束バンドで括り付けます。
外れないようにしっかり縛ってくださいね。

ここで切り込みがペットボトルのところまで届いていない場合には、少し切り込み部分を伸ばすようにハサミを入れます。
そうすると産卵床の形になってきましたね!

手順⑦ 切り込みを入れたハードマットを2つに割きます
タコの足のようになっているハードマット部分を2つに割いていきます。

この割く作業をすることで、細かい繊維にメダカが卵を産みつけやすくなるようです。
最後に、結束バンドをリサイクル必要がなければ余った部分を切り落とします。
こうして、産卵床が完成です!
セット編
浄水でハードマット部分をすすいだ後、水槽の中に入れてみました。
(餌をやった直後で下に餌が溜まっていますが、気にしないでください。汗)

ちゃんと浮いてくれて安心しました。
メダカたちは少し驚いているでしょうか?笑
おわりに
セット後2日が経ち、メダカたちも産卵床がある生活に慣れてきたようです。
まだ卵をもっていそうな個体はいないので、もう少し様子を見てみます。
餌用メダカで卵の採取と孵化に成功したら、幹之メダカで挑戦したいです!
またこちらのブログでもご報告しますので、見守っていてくださいね。
皆さんも素敵なアクアライフをお過ごし下さい。
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