こんにちは、のの(@nonotki)です。
今回はマリンアクアリウムを始めて昨日でようやく3週間という超初心者である私が、なぜ最初のサンゴとしてマメスナギンチャクとスターポリプを選んだのか、その理由を書いていきます。
まずは、それぞれがどんなサンゴなのかをご紹介します。
マメスナギンチャクについて
マメスナギンチャクという名前からイソギンチャクじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思います。
イソギンチャクに近い種類の六放サンゴの仲間です。
六放サンゴってなんだい?という声も聞こえてきそうですが、六放サンゴ亜網という分類にイソギンチャクが含まれているので、ここではイソギンチャクの親戚みたいなものなんだねと流してください。
見た目は円盤がたくさんあるような形をしています。

なんだか地味で面白味がない、とこの写真で思われるかもしれませんが、実はマメスナギンチャクにはカラーバリエーションが多く、コレクターも多くいるようです。
また初心者には、硬い骨格を持たず柔らかく、死ぬと溶けてしまうソフトコーラルがおすすめと言われており、このマメスナギンチャクもソフトコーラルとして扱われています。
餌を与えると簡単に殖やすことができることも魅力のひとつで、マメスナギンチャク畑を水槽の中に作っている人もいるそうです。
スターポリプについて
和名は「ムラサキハナヅタ」といい、ウミヅタ科のサンゴの仲間です。
ポリプの形・色・長さにバリエーションが多くこちらもコレクターがいるようです。

ポリプとはサンゴを形成している本体1個というイメージでしょうか。
この写真だとひとつの花のようなものを形成しているのがポリプです。
こちらも初心者におすすめされるソフトコーラルの1種ですが、マメスナギンチャクよりきれいな水・強い光・強い水流を好むようです。
さて、2種類がそれぞれどのようなサンゴであるのかをご紹介しました。
この2種類を最初に導入することに決めた理由は次の3つです。
- 丈夫で飼育しやすい
- 情報が豊富で入手容易
- バリエーションが豊富
この3つの理由について詳しくご説明します。
理由① 丈夫で飼育しやすい
初心者にとっては超重要ポイントですね!
丈夫で飼育しやすいと言われるポイントをそれぞれまとめてみました。
マメスナギンチャクの「丈夫で飼育しやすい」ポイント
- 水質などが変化しやすい小型水槽でも飼育しやすいソフトコーラルである。
- 特別に強い光を必要としないが、光合成してくれて給餌がなくてもOK。(給餌をしたほうが良く殖える!)
- 一般的な海水魚が飼える水槽であればOK。
- ほとんどの魚と一緒に飼育が可能。
スターポリプの「丈夫で飼育しやすい」ポイント
- こまめに換水できれば小型水槽でも飼育可能なソフトコーラルである。
- 硝酸塩などの値にもある程度耐えられる。
- マメスナギンチャクよりも強い光を好むがそれほど強くなくても飼育可能で給餌も必要なし。
- ほとんどの魚と一緒に飼育が可能。
理由② 情報が豊富で入手容易
こちらも初心者にとっては重要なポイントではないでしょうか。
Googleの検索ボックスに「サンゴ 初心者」と打ち込むと必ずと言っていいほど、マメスナギンチャクとスターポリプは取り上げられています。
また、ショップのマリンコーナーの水槽にもほとんどの場合配置されており、金額も大きいものでなければ500円〜売っているところもあります。
私は1000円ほどで売られていたものを購入しました。
理由③ バリエーションが豊富
マメスナギンチャクと一言で言ってもUSAブリード、チャイナマメスナ、その他近海産、ベトナム産、沖縄産、インドネシア産と様々な個体が流通しています。
ショップでも色彩鮮やかなマメスナギンチャクがたくさん!
また、スターポリプもポリプの色や長さがそれぞれの個体で違うので見ていて楽しいです。
金額もピンキリなので手を出せる個体は限られますが、バリエーションが豊富でコレクションできる可能性があるというのは、とても魅力に感じました。
最初のサンゴとしてマメスナギンチャクとスターポリプを選んだ理由をご紹介しましたが、いかがでしたか?
次はウミキノコを導入したいな〜と考えていますが「もっと初心者向きの良いサンゴあるよ!」というベテランマリンアクアリストの皆さんからのコメントお待ちしてます。笑
ちなみに、いま現在の海水水槽がこちら。

自宅に小さな水族館ができるような気分で、とても楽しくこの2種類のサンゴがいる水槽を眺めています。
最終的にはカクレクマノミが隠れてくれるイソギンチャクにも挑戦してみたいですね。
定期的に海水水槽の経過もお伝えしていきますので、見守っていてください。
皆さんも楽しいアクアライフをお過ごし下さい♡
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