こんにちは、のの(@nonotki)です。
明日から開催されるレプタイルズフィーバー2018。
爬虫類に興味があって入門種といわれるヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の飼育を始めたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか??
今回は、飼育を始めたいとお考えの方に向けて、レオパの基本情報から飼育方法、元気な個体の選び方をお伝えしたいと思います♡
レオパってどんな動物?
和名:ヒョウモントカゲモドキ
英名:レオパードゲッコー
分布:パキスタン周辺
日本では英名を略した「レオパ」の愛称で親しまれています。
ヤモリ科の仲間ではありますが、瞼を持ち、壁面などには貼り付かずに地表を歩きます。
瞼があることで、とても愛くるしい表情を見せることも人気の秘密です。
また、飼育や繁殖が容易なこともあり、「モルフ」といわれる品種も数多く存在します。
大きさや性別、品種など自分好みの個体を選ぶことができ、飼育や繁殖方法も確立されていることも飼育者が多い理由です。
飼育環境は?
比較的シンプルなレイアウトで飼育することが可能です。
野生のヒョウモントカゲモドキは乾燥地のヤモリなので、砂と岩でレイアウトしても良いのですが、以下の飼育器具をセットすることで飼育が可能です。
- ケージ(プラケースやアクリルケース、ガラス水槽など幅広く利用可)
- 水入れ
- パネルヒーター
- 床材
- シェルター
ケージ
立体活動は基本的にしないのですが、シェルターの上に登ったり、前面窓に手をかけて立っていたりすることがよくあります。
脱走防止のためにも蓋をできるようにしておいてくださいね。
爬虫類ケージは前面が扉になっているので、メンテナンスやハンドリング(個体を触ること)のときも怖がらせないようにすることができます。
もちろん、上からのメンテナンスやハンドリングでも大丈夫です。
爬虫類用にも下のようなケージが販売されています。
水入れ
倒れされないように安定性のあるものであれば大丈夫です。
ただまだ幼い個体(幼体)の場合は、水入れに入って出られないということがないように、大きさは飼育する個体の大きさに合わせて選んでください。
パネルヒーター
ケージの底面積の3分の1程度の大きさのものを選び、ケージの下に敷きます。
餌の消化などに重要な役割をするので、パネルヒーターは敷くようにしてください。
ただし、底面全体にヒーターがあたってしまうと熱すぎた場合に逃げることができなくなってしまうので、3分の1程度の範囲に敷いてください。
床材
うちではキッチンペーパーを二重にして敷いています。
コスパとメンテナンスの容易さを考えて、キッチンペーパーにしましたが、各種の砂やパームマット、ウッドチッブ、乾燥牧草なども使用できます。
ただ、砂を使用すると、臭いを吸着しやすいことと、誤飲した際に消化できないことから、トラブルになることもあるようです…。
シェルター
シェルターは爬虫類・両生類飼育用のウエットシェルターがありますので、そちらが便利です。
必ずしも必要ではないのですが、臆病な個体や周囲に敏感な幼体、目が悪く光に敏感な個体などには使用してあげるのが良いです◎
飼育温度は?
レオパの飼育適温は25〜30℃前後です。
25℃以上を目安に保温飼育し、幼体では28℃くらいを目安に飼育してください。
高温気味で飼育すると体色は明るく鮮やかな色合いになります。
うちでは、もう幼体ではないアダルト個体ですが、28℃前後で飼育しています。
餌は?
基本的に肉食で主に昆虫食の生き物なので、野菜は必要ありません。
与えるのはコオロギを中心とした餌用昆虫が基本ですが、人工飼料になれている個体であれば人工飼料を与えることも可能です。
餌用昆虫にはカルシウム剤と総合ビタミン剤の粉末をまぶして与えます。
特にカルシウム剤は骨を形成する上で必須です。
人工飼料は「グラブパイ」や「レオパゲル」があり、人工飼料になれていない個体でもうまくいけば、食いついてくれる個体もいます。(個体差があります)
元気な個体の選び方
リストにしましたので、チェック項目として元気な個体を迎えましょう!
- 体全体に骨の形が見えないこと
- 尾が丸みを帯びていること
- 口を閉じた時、あごが上下揃っていること
- 前足と後ろ足の指の数が揃っていて大きさが均一であること
- 目の大きさが左右で同じであること
- 目が小さかったり、飛び出たりしていないこと
- 総排泄孔の周りに糞や汚れがこびりついていないこと
いかがでしたでしょうか??
皆さんに素敵な出会いがありますよう、願っております♡
コメント
レオパをお迎えしたくて色んなサイトみてましたが、ののさんのサイトが一番わかりやすかったし参考になりました。ありがとうございます!私にもレオパ大ジョブかもしれないなって思えました。
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ゆきさん、コメントを残していただき、ありがとうございます!レオパ飼育はお手軽ですが、命の重さは他の生物と同じです。お迎えしたいという気持ちは大事にしつつ、たくさんの情報を得て命に対する責任を持ってお迎えしてくださいね(^^)