こんにちは、のの(@nonotki)です。
爬虫類イベントの次はアクア関連イベント!ということで、今年も7月29日(日)にアクアブリーダーズフェスタが開催されます。
そこで今回は、アクアリウム初心者でも簡単に殖やすことができるグッピーの魅力についてです。
本当に簡単に殖やすことができるの?
アクアリウムに興味があるから、丈夫で飼いやすい魚から始めてみたい!
という方におすすめの記事となっています。
グッピーってどんな魚?
さて、そもそもグッピーってどんな魚なのかをご説明します。
グッピーには主に次のような特徴があります。
- 鮮やかな色彩と優雅で大きなヒレを持つ熱帯魚
- 胎生メダカの種類でメス親から仔魚が生まれる
- 非常に丈夫で飼育が容易である
- 繁殖もすごく簡単でメスとオスを群泳させておくと子どもを生む
うちでは、国産のブルーグラスという品種のグッピーを飼育していますが、群泳させることにより交配をするので、殖えてきています♡
ここでは、うちにいるブルーグラスグッピーの写真を使用してご説明します。
オスはこちら…
大きな尾ビレを持ち、尾ビレが変形した生殖器をもちます。
それに対して、メスはこちら…横正面からの写真が撮れず失礼します。汗
総排泄孔(お腹の後ろの方)が黒目立つのが特徴です。
尾ビレもオスと比べるとそこまで長く大きくはありません。
飼育方法は?
一般的なアクアリウムでの飼育で問題ありません。
グッピーは弱アルカリ性の水質を好みますが、中性付近でも十分に飼育が可能なので、極端に酸性に傾くような環境でなければ、何でも大丈夫です。
ただし、水流には少し気をつけてあげてください。
グッピーは大きな尾ビレが特徴の魚なので、素早く泳いだり、水流に逆らって泳ぎ続けるのを得意としません。
エアレーションや大きなフィルターなどによって水流が強くなっていないか、確認をしてみてくださいね。
そして、稚魚が隠れられる場所として、水草はあったほうが良いと思います。
うちではパールグラスという良く茂る水草を茂らせて、そこに稚魚が隠れているのを確認しています。
昔の写真…しかもメンテナンス前で茂り過ぎていますが、このようにレイアウトをしていました。
本当に昔の写真です。笑
いまは30cmの立方体(30キューブといわれる)水槽でグッピーを飼育していますが、同じくパールグラスを植栽し茂みを作ろうとしています。
ブルーグラスのグッピーを殖やしてみたい!
この記事を読んでくださった方の中で、こういう方が一人でもいらっしゃると嬉しいのですが、グルーグラスのグッピーからは必ずブルーグラスが生まれてくるわけではありませんのでご注意を…。
ここで遺伝のお話になるのですが、小難しい話になるのでここでは結論だけをお伝えします。
ブルーグラスからはレッドグラス、ブラオ、ブルーグラスの3種類のグッピーが生まれます。
ブルーグラスのみを殖やしたいと思ってもレッドグラスやブラオも出てきます。
私はレッドグラスもブラオも綺麗で好きなのですが、ブルーグラスだけを殖やすことができない、ということは知っておいてくださいね。
繁殖を目指す時の注意事項は?
基本的にメスとオスを一緒に群泳しておくといつの間にか交配しています。
産仔が近いメスは総排泄孔の黒い色が目立ってきて、ふっくらとしたお腹になってきます。
いよいよ産仔が近づくとメスのお腹はまるくふっくらとした形から角ばったような形になります。
水槽のガラス面に沿って上下する泳ぎ方をし始めたら産卵箱を用意してメスを移してあげてください。
メスは1回の産仔で30以上ものこどもを産みます。
グッピーは口に入るサイズの稚魚を食べてしまいますので、産卵箱を用意してあげたほうが多くの稚魚が残ります。
グッピーの稚魚は生まれてすぐに人工飼料を食べることができます。
この点も繁殖が容易といわれる理由ですね。
より栄養価の高いブラインシュリンプなどを与えて成長速度を速めることもできます。
いかがでしたか?
グッピーの飼育から多くのアクアリストが産まれることを期待しています♡
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