こんにちは、のの(@nonotki)です。
今回は、友人から良く聞かれる「爬虫類を飼育し始めたきっかけ」を記事にしたいと思います。
また私にとってはじめての爬虫類であるフトアゴヒゲトカゲの飼育について少しご紹介します。
なぜ爬虫類?
私の実家は犬を飼っています。
ごくごく普通の柴犬を1匹です。
そんな私がなぜ爬虫類飼育を始めたのか。
それは、動物全般が好きで動物の毛のアレルギーをもっていたからです。
爬虫類を飼育し始めたのは2015年3月でした。
結婚をし、実家を出た私は自分の家で何か動物を飼いたいと夫に相談をしました。
インターネットでもアレルギーを持っている人でも飼える動物を探していたところ、毛の抜けにくい犬や毛のないモルモットなど、幅広く情報を得ることができました。
ただ、実家で犬になめられたところに蕁麻疹ができることを経験していましたし、病院でも犬と猫のアレルギー数値は異常値だったので、犬猫は無理だなと考えていました。
魚どう?と夫に勧められましたが当時触れない動物飼育は少し寂しいと感じており、触れる動物ということが私にとっては条件の1つでした。
結局、その後アクアリウムをはじめて熱帯魚をたくさん飼うことになるのですが…笑
触れる、しかも毛のない動物…と調べていると、爬虫類が候補にあがりました。
私の当時の爬虫類に抱いていた思い込みは、次のようなものでした。
- 冷たくて暗い
- かまれるかもしれない、怖い
- 昆虫を餌としてあげないといけない
私のこのイメージは調べていくにつれ、思い込みでしかないことがわかりました。
(最後のひとつは間違っているわけではないのですが…)
爬虫類飼育者でない皆さんも、こんなざっくりとしたイメージを持たれているのではないでしょうか?
爬虫類飼育の初心者向けといわれ、私にとってもはじめての爬虫類飼育となったフトアゴヒゲトカゲを例にこのイメージを払拭していこうと思います。
フトアゴヒゲトカゲを例に爬虫類のマイナスイメージを払拭!

冷たくて暗い?
むしろ暑い。笑
フトアゴヒゲトカゲは砂漠に住んでいるトカゲの1種です。
また爬虫類は変温動物であるため、周りの温度によって自身の体を温めないと食べたものを消化できません。
そこで、ケージの中にホットスポットとして35〜40℃くらいになるスポットを設けなくてはいけません。
そしてフトアゴヒゲトカゲは昼に活動して夜は寝る、いわゆる昼行性の生き物です。
昼行性の爬虫類は、日光からの強い紫外線を浴びて健康を維持しますので、紫外線灯が必要です。
それらを設置しているケージが置いている部屋は暑くなります。
冷たくて暗いイメージは、砂漠系のフトアゴヒゲトカゲには当てはまりませんね。
かまれる?怖い?
「怖い」というのはかなりざっくりとしたイメージですが…笑
爬虫類の目が怖い、という方もいますし、ごつごつとした見た目が怖い、という方もいらっしゃると思います。
私は、単純に凶暴なイメージがありました。
ティラノザウルスなどの肉食恐竜を小さくしたイメージでしたね。笑
このイメージは、大阪・日本橋にあるROCK★STARという爬虫類カフェに行って払拭しました。
ここでフトアゴヒゲトカゲをはじめて触ったときに思ったこと。
え、このトゲトゲしたアゴ、柔らかい!?
頭触っても目を細めて気持ちよさそう…なんて可愛いの!?
完全にトリコになりました。笑
そして、フトアゴヒゲトカゲは温和!とにかく大人しいです。
まず人に向かって噛むようなことはありません。
小さい個体に急に手を出したときは、怯えて口を開けることもありますが、向かってくることはありません。
昆虫を餌としてあげないといけない?
結論からいうと、これだけは完全に間違ったイメージではありません。
ただし、フトアゴヒゲトカゲは雑食で、なんでも食べます。
小さいときは肉食が強いのですが、緑黄色野菜も好んで食べてくれます。
もちろんコオロギなどの餌昆虫をあげると喜ぶのですが、人工飼料で基本的に飼育できます。
つまり犬猫のドッグフードやキャットフードなどと同じようにお世話ができるということです。
これは爬虫類飼育がはじめてで餌用昆虫に慣れていない者としては有り難かったです。
そんなことで私のフトアゴヒゲトカゲ飼育が始まりました。
2015年3月5日にやってきて”さんごちゃん”と名付けようと思いましたが、砂漠の子なのでやめました。笑
いっぱい紫外線を浴びて大きく育ってねという思いを込めて”Rayちゃん”と名付けました。
私に爬虫類飼育の魅力を教えてくれたのもこの子です。
爬虫類飼育に馴染みがない方も多いとは思いますが、爬虫類の魅力が少しでも伝わるといいな、という思いでこれからも更新していきます。
爬虫類が皆さんの生活を豊かにしてくれるかもしれませんよ♡
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