こんにちは、のの(@nonotki)です。
はじめてペアリング〜孵化・稚魚の採取まで成功したベタの稚魚が大きくなってきました。
そこで、餌をビネガーイールからブラインシュリンプに切り替えて給餌をしています!
ビネガーイールについてはこちらの記事をご覧ください。
今回は、稚魚に最適な餌であるブラインシュリンプについてのお話です。
ブラインシュリンプとは
ブラインシュリンプはアルテミアという小型の甲殻類の1種です。
長期間の乾燥に耐える休眠卵が採取され、主にネットで販売されています。
とても小さい甲殻類で栄養価が高いので、稚魚を育てるのにぴったりの餌です。
ブラインシュリンプは乾燥や冷凍のそのまま与えるタイプのものも販売されています。
今回はブラインシュリンプの卵を孵化させてベタの稚魚が食べるまでをお伝えします!
ブラインシュリンプ卵の孵化方法
ブラインシュリンプは塩湖に住んでいる生物です。
そこで適した塩分濃度で15℃〜28℃の水温の塩水の環境を整えてあげることが重要です。
「適した塩分濃度」というのはブラインシュリンプの産地にもよるので、購入したブラインシュリンプの説明書の通りの塩分濃度の塩水を作ってあげてください。
うちでは海水水槽があるので、そこから海水を取ってブラインシュリンプの孵化できる環境を作っています。
また塩水中の酸素量がたっぷりある状況を作ってあげることも重要です。
うちではエアレーションで溶存酸素を増やす方法をとっています。
ビンに適量の塩水を入れて、ブラインシュリンプの卵を投入。
エアレーションするためのエアストーンをビンに入れて、エアストーンが浮いてきても大丈夫なように蓋をしてエアポンプの電源を入れたら準備完了です。
(蓋はキッチンペーパーを丸めて中に入れたアルミホイルで代用しています。)

だいたい18時間〜24時間ほどで卵は孵化します。
ブラインシュリンプを稚魚に与えよう
孵化したブラインシュリンプの様子がこちらです。
このブラインシュリンプは塩水の中にいますので、塩水とブラインシュリンプを分離する作業を行います。
うちでは、かなり原始的に分離作業を行っています。笑
まず、空いているビン(容器)にコーヒーの紙フィルターをセッティングします。

これにサイフォンの原理を用いて塩水に入っているブラインシュリンプを流し込みます。

そうするとコーヒーフィルターを通して、塩水が下に落ちます。
残ったブラインシュリンプがこちらです。

オレンジ色のものがすべてブラインシュリンプです。
このコーヒーフィルターを裏返して、純水ですすぎます。
こうしてブラインシュリンプの稚魚に与える準備が完了しました!
うちではコーヒー紙フィルターを使用していますが、もっと便利なツールはあります。笑
代表格はスドーのメッシュカップです。
これで簡単に塩水とブラインシュリンプを分離して稚魚に与えることができます。
このメッシュカップ、赤虫を濾すのにも使えるので買おうか迷っているのですが、原始的な分離方法で今のところは困ってないです。笑
稚魚の様子
純水に入っているブラインシュリンプをスポイトで適量取り、稚魚に与えます。
ブラインシュリンプを食べている様子が可愛いんです!
もう顔がベタの顔になってきているのがわかりますね。
ブラインシュリンプを食べてお腹がオレンジ色になっています。
おわりに
ブラインシュリンプはとても栄養価が高いのでミッキーマウスプラティの稚魚や海水魚にも与えています。
食いつきがすごく良いので、見ていても楽しいですよ!笑
一番最初に生まれたベタの稚魚はそれぞれ少し体格差はありますが、4mm程度に育ってきています。
みんなが元気に育ってくれるよう毎日ブラインシュリンプを孵化させて給餌していきたいですね!
皆さんも素敵なアクアライフをお過ごし下さい♡
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