こんにちは、のの(@nonotki)です。
今回はアクアリウムのメンテナンス要員としても活躍してくれるブラックモーリーのお話です。
- 水槽のメンテナンスをしてくれる生体を探している!
- 元気なブラックモーリーの見分け方を知りたい!
という方に読んでいただきたい記事となっています。
ブラックモーリーの特徴とその生態
部屋でアクアリウムをしていると、どうしても発生してしまうのが水面の油膜…
その油膜を食べてくれるアクアリストにとって強力な味方となるのがブラックモーリーです。
また藍藻という水草やソイルにつくコケも食べてくれるので、水槽のメンテナンス隊としていれられている方も多いと思います。
ブラックモーリーは卵胎生メダカの仲間で、卵を産むのではなく体内で卵を孵化させてから仔魚を産む繁殖形態をとっているので、容易に殖やすことができます。
また、性格も穏やかなので混泳向きの魚としても知られています。
ただし、ブラックモーリーをはじめとした卵胎生メダカは観賞用の近縁種が多く流通していることから、水槽内で交雑しやすいことが知られていますので、繁殖を目指される際はグッピー等とは混泳しないほうが良いかもしれません。
うちでは、関係なく一緒の水槽に入ってもらっていますが…笑
ブラックモーリーは中南米地域を原産地とし、ベネズエラ、コロンビア、メキシコ、カリブ海の島などに生息しています。
飼育に適した水温も21〜28℃が好ましいので、水槽で飼育する際には冬場のヒーター設置は必須ですね。
そのブラックモーリーは大丈夫?
混泳向きで水槽のコケや油膜も食べてくれるブラックモーリーですが、次のような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
- ショップで購入してきたブラックモーリーがすぐに死んでしまう
- 購入直後は元気に見えたけど、しばらくして病気になってしまった
うちでも最近、水槽のメンテナンス隊として優秀なブラックモーリーをショップで購入してきたのですが、ほとんどの個体が死んでしまい、一緒に入れていたグッピーも病気になってしまいました。
アクアリウムに詳しい方にお聞きすると、
- 輸入されてきたブラックモーリーのほとんどは病気(主に細菌感染症)をもっている
- その病気が水槽内に蔓延してしまうと他のグッピー等も病気になってしまう
とのことでした。
それでは、どのように元気なブラックモーリーを選べば良いのでしょうか?
続けてお聞きしました。
すると、チェックポイントは主に次の2つのようです。
チェックポイント① エラの開き具合
エラが常に開いていてペタンと閉じきれないようになっていると病気の可能性が高いそうです。
上の写真では少し確認しにくいですが、エラがしっかり閉じることを確認できました◎
チェックポイント② 背びれの付け根
背びれの付け根の後ろ側が白くなっていると病気の可能性が高いそうです。
こちらも実際に背びれの付け根が黒いことを確認しました◎
注意1. こちらでお伝えしたチェックポイント2つをクリアしていても病気を持っている可能性はゼロではありませんので、ご注意ください。
注意2. こちらのチェックポイントを確認されて購入された生体が死んでしまっても責任を負いかねます。ご了承ください。
いかがでしたか?
元気なブラックモーリーを迎えて、綺麗な水槽を維持したいですね。
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