こんにちは、のの(@nonotki)です。
今回は、赤ゴケが大量発生してしまったマリンアクアリウムに施した措置をご紹介、ご報告します!
おさらい: 赤ゴケの発生
8月4日の記事で、海水水槽に赤ゴケが大量発生してしまった状況をご報告しました。
この記事でも書いていますが、赤ゴケの主な原因とそれに有効な対処法をおさらいしましょう。
赤ゴケの主な原因
赤ゴケが発生する主な原因は4つ考えられます。
- リン酸塩が過剰になっている
- ろ過能力が不足している
- 水流の淀みがある
- 光が強すぎる
この4つの主な原因のうち、うちの海水水槽で考えられるのは1〜3の原因でした。
餌の残りカスが多く蓄積され、リン酸塩が過剰になっており、ろ過を行っている海道河童が詰まってしまっていることが考えられました。
また、サーキュレーターによる強い水流が当たらない部分に赤ゴケが発生してしまっていたので、水流の淀みがあることも考えられました。
赤ゴケに有効な対処法
発生してしまった赤ゴケに対してはマガキ貝やベントス食のハゼが食べてくれるので有効です。
また赤ゴケに対してのみ効くというカミハタのアンチレッドは優秀だという報告はいくつもあります。
わたしが行った対処法
対処1:発生してしまった赤ゴケをできる限り吸い出す
サンゴ砂を広く覆ってしまっていた赤ゴケをスポイトやピンセットでできる限り取り除きました。
取り除く前の状態はこちらです。
いかにも、シアノバクテリア大繁殖です…。泣

そして取り除き終わった後のサンゴ砂の状態はこちら。

壁面のコケも取り除いたり水換えをしたりしたので、とても綺麗な状態です!
対処2:海道河童を洗浄
海道河童は海水水槽に欠かせないプロテインスキマーとフィルターが一体型になっているものです。
餌の残りカスが詰まっている可能性があったので徹底的に洗浄しました。
対処3:ミズタマハゼとマガキ貝を投入
入れようか迷っていたメンテナンスのための生体ですが、思い切って入れました!
マガキ貝さんは上の写真でも写っていますね。笑
目が出ていて周りの様子を伺っている動きで可愛いです。
2匹お迎えをして、2匹とも今のところ元気にサンゴ砂を探ってくれています。笑
ミズタマハゼさんは入れた直後からサンゴ砂を口に含んでエラから出してを繰り返していました。
店舗で購入したのですが、1,300円オーバーでした。
はじめて4桁の魚を買いました…。
ちなみにネットではもう少し安いですね。
対処4:アルジーマネジメントを3日間投入
アルジーマネジメントとは硝酸塩やリン酸塩を吸着してくれる添加剤です。

3日間、毎日1mlを投入しました。
なぜ3日間で投入することをやめたのかというと、2つの理由があります。
理由1:海藻の成長に必要なリン酸塩を限りなく0にしてしまう
うちの海水水槽には余分なリン酸塩を吸収してくれる海藻を入れています。
また、海ブドウも元気に育ってくれている状態です。
海藻の成長にはリン酸塩が少なからず必要で、リン酸塩を限りなく0にしてしまうとそれらの海藻を消滅させてしまう可能性があります。
現に添加3日目で海藻が少し白くなってしまった気がします。泣
理由2:メンテナンス生体の力を見てみたい
せっかくミズタマハゼさんとマガキ貝さんを入れたのだから、それらのメンテナンス生体と水換えでしばらく様子を見てみたい、と思っています。
つまりは海藻の成長も見たいし、メンテナンス生体の力を見てみたいので添加を中止しました。
30cmキューブ水槽にメンテナンス生体はシッタカ貝(3匹)、マガキ貝(2匹)、ミズタマハゼ(1匹)なので、少し様子を見てみます♡
現在の海水水槽の様子
それらの対処を行った現在の海水水槽の様子がこちらです。

実はデバスズメダイを2匹追加してしまいました。
安心サイズのデバスズメ2匹とマガキ貝2匹、ミズタマハゼ1匹を同時購入して電車+歩きでずっと持ってくれていた夫に感謝です。
デバスズメ3匹とカクレクマノミ2匹が一緒に泳いでいる姿が可愛くて癒されます♡
ただ30cmキューブ水槽にこれ以上の生体は過密すぎて入れられないので、この状態でしばらく維持できるよう頑張ります!
おわりに
赤ゴケ発生の原因になっており解消していないことが1つあります。
それはサーキュレーターから生み出される水流の向きです。
変えたほうがいいんだろうけど、変えたらまた違うところに水流の淀みができる…と思って向きを変えていません。
メンテナンス生体の頑張りに期待しつつ、サーキュレーターの向きはもう少しこのままでいこうと思っています。
赤ゴケがもう発生しないことを祈りつつ、水換えを頑張りながら経過を見守ろうと思います!
皆さんも素敵なアクアライフをお過ごし下さい♡
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